子供を東大・京大に入れるために、親は何をしたら良いか?

京大入試

 アメリカで行われた統計的な調査では、『親』と『子供の学力』の間には意外な関係があることが明らかになっています。

子供の学力に影響することは何か?

相関アリ(影響が大きい):親の教育水準が高い、親の社会経済的地位が高い、母親は最初の子供を生んだときに30歳以上だった、生まれたときに未熟児でなかった、親は家で英語を話す、親がPTAの活動をやっている、家に本がたくさんある

相関ナシ(影響が小さい):家族関係が保たれている、最近よりよい界隈に引っ越した、母親は子供が幼稚園に入園するまで仕事に就かなかった、ヘッドスタートプログラム(早期教育の1種)に参加した、親は子供を美術館へよく連れて行く、テレビをよく見る、毎日親が本を読んでくれる

スティーヴン・D・レヴィット、スティーヴン・J・ダブナー著「ヤバい経済学」より引用)

「親が何をやるか」ではなく「親がどんな人か」で子供の成績は決まる。

 環境の良い地区に引っ越す、早期教育を受けさせる、美術館に連れて行く、テレビを禁止する、本の読み聞かせをする、・・・。子供のためにする親の努力は、統計的にはあまり子供の成績に関与しません。それよりも、親が高学歴か、PTA活動に参加しているか、親が本を読んでいるかといった「親がどんな人か」という項目の方が、子供の成績には影響します。「子は親の背中を見て育つ」ということわざが、統計的にも裏付けられた結果となっています。

子供をどうこうしようとするのではなく、自分自身のやりたいことをやる。

 子供の人生は子供に任せて、自分自身を磨きましょう。

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